サンダルが出来るまでのお話し:その1

 

 

何気なく、当たり前に使うものって沢山ありますよね。

意識の外にある物達。

 

たとえば、当たり前に着る服、いつも使っている食器。

 

その当たり前のものの中には、鞄や靴ももちろん含まれていると思います。

 

そしてその日常のもの達は、毎日顔を合わせるからこそ好きなものを使いたい。

と、少しでも感じている方々には

ぜひ、飲み物片手にゆっくり読んでいただきたい

ちょっとだけ長いコラボストーリーです。

 

 

 

***

 

あれは約1年ほど前

始まりは、靴作家の友人との何気ない会話からでした。

私、LONAのオーナーの青木とshiroのオーナーであり革靴作家の矢倉さんは

革の仕事をきっかけに知り合った、いわゆる「革友」

 

とある日、顔を合わせて話している時に

「靴と鞄が、同じ革ものだったら素敵ですよね〜」

と、そんな事を何気なく話しておりました。

 

言われてみれば確かに、革の鞄と靴を一緒に身につけた時って茶系でもビミョ〜〜に色違うとか、

同じ色でも素材違うからなんかしっくりこないな〜とか時々思ってたなぁ、と。

でも、まったく同じ革で作ってる靴と鞄なんて見たことほとんどありませんでした。

 

なぜなら、、、

 

靴と鞄は、全くの別物だから、、、、、!!!!

 

 

そうなんです。

繰り返します。二つは全くの別物なんです。

鞄作れる人は靴も作れそうじゃん、なーんて思われそうですが

鞄と靴は必要な道具も技術も知識も全く違います。

 

従って「自分両方やってます!!」

 

という職人さんは極めて少ないのです。稀有中の稀有。

 

だから同じ革で作られている靴と鞄を見つけるのってとても難しいのです。

 

でも気づいたんです、、、。

 

 

「あれ、、、そういえば、、、、、shiroとLONAって同じ革使って、、、る?」

 

 

、、、はっ!!💡とお互いに顔を見合わせ、

一人で両方作らなくても、一緒にやれば、お客様に同じ革のアイテムを見ていただけるかも!!

そんなアイディアがきっかけで今回のコラボ企画がスタートしました。

きっかけって些細ですね笑

しかも、ただ一緒に展示会を行うだけでなく

 

なんと!!shiroさんコラボで今回特別にLONAオリジナルサンダルを作っていただく事になりましたーーーー!!👏✨

 

嬉しい〜〜!!本当にありがとうございます!

 

と、割とさらりと決まったこのコラボ企画ですが、

完成までは想像以上の道のりがある事を、この時点では全く気づかず浮かれている青木なのでした、、、

 

その2へつづく

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