みなさんこんにちは!
LONAの青木です。
みなさんに話したくて話したくてたまらなかったあの話題、、、
いよいよ、、、、解禁です!!!!!!
、、って一人で盛り上がっちゃってすみません。笑
なんの事かと言うと、『金具』についてのお話なんです。
ちょっとだけ、良かったらお付き合いください。
それは遡ること約1年前のことでした。
LONAをスタートさせようと意気込んでいた私は、新商品を作るために金具やさんを巡っていました。
金具屋さんには本当に沢山の金具があり、数百、、いや、数千個の中から自分好みのものを宝探しのように探していきます。
その中で、見つけちゃったんです。
めちゃくちゃ私好みの金具を。。!!!
恋ですか、、、ね。ビビビと来たんですよ。笑
即金具屋のお兄さんにこの金具を注文しようと思ったのですが、なんと
「その金具、廃盤なのでもうそこにあるだけですよ」
と、、、、、、。衝撃の一言が。
目の前がクラクラです。
一目惚れのあの子に告った瞬間フラれたような感じですかね。
ともあれ、在庫分はかき集めて、ある分だけで名刺入れとお財布を制作いたしました。

(これがその時作ったカードケース)
事情もブログでお客様に伝え、「あるだけですよ〜」なんて言って販売したところ、ありがたいことに即完売。涙
ブランドを立ち上げてから、わずか1週間での出来事でした。(色々展開早すぎ)
作ってすぐに廃盤っていうのは寂しい話ですが、廃盤には職人さんの高齢化、技術を継ぐ職人さんの減少などの背景があり
日本からはどんどん良い技術と良い金具が失われていってしまう、、、。
これはとっても悲しい現実です。
「でも、、私みたいな一個人にはどうすることもできないもんな」
そう自分に言い聞かせてこの金具のことは忘れようと思ったのです。
けれど、何かを作る度に、あの金具が頭をよぎる。
やっぱり恋した金具はそんなに簡単に忘れられないのです。
これはもはや愛なのか?笑
「やっぱりあの金具、使いたい。」
その気持ちは薄まるどころか濃くなり、、
だめかもしれないけど、やるだけやろう。
頑張ってだめだったら諦めよう。そう思って
作れる人はいないかと、探すようになりました。
するとある人から「面白い町工場さんがある」と教えていただきその町工場さんのHPを覗いてみる。
そのHPには真鍮製の今まで見たことも無いような面白いプロダクトが並ぶ。
「なにこれ、、、、めっちゃ面白い!!」
やってくれるかとか、全然わからないけれど、とりあえずこんな面白いもの作っている人に会ってみたい、話がしたい!
その後すぐにアポイントを取り、会いに行くことに。
向かった先は葛飾区にある「富士産業」さん。
1969年創業の銅材問屋さんです。

問屋さんでありながら自社でオリジナルのユニークなプロダクトも次々と生み出す、とても面白い町工場さんなのです。
出迎えてくれたのは杉本さんという、とても情熱のある職人兼デザイナーの方でした。
急な訪問にもかかわらず、私の話によく耳を傾けてくれ、金具について、またプロダクトの未来についても熱く語り、、
かれこれ3時間は話し込みました。
いや、お邪魔しすぎですよね笑
ともあれ、この金具を復活させるには、色々な方の協力と知恵が必要だということがわかりました。
失われつつある技術を蘇らせるのは、簡単ではありません。
もちろん時間も、お金もかかります。
でも、富士産業さんにお願いしたら、復活できるかもしれない。
一筋の光が差し込みました。
ただ、駆け出しで、自分のミシンも買うお金がなかった私には、恥ずかしながらすぐに返事することができず、、。
それでも作ってもらえるかもしれないという希望が持てて、帰り道は心が弾んでいました。
そこからは「金具貯金」をして、ようやく半年後には正式に依頼をすることができ
富士産業さんにはその気持ちに応えていただき、数ヶ月かけて素晴らしい金具を仕上げていただけました。

生まれ変わった金具。
そこには「LONA」の刻印が入っています。
刻印を入れるにあたってサイズや彫りの深さまで、何十個もサンプルを送っていただき、おかげさまで隅々までこだわることができました。
こんなコンマ0、何ミリに悩んだ事なんてなかったなぁ。笑
「たかが金具」と思われる方ももちろんいらっしゃるかもしれませんが
それは私にとって、本当にジュエリーのように輝いて見えるのです。
ありがとう金具、、!ありがとう富士産業さん、、、!!!
私一人の力じゃできなかったことも
沢山の人に繋いでいただいたご縁、そして技術によって
1年をかけてようやく復活することができました。
今夜、パワーアップして復活した金具と、商品をインスタライブでお披露目いたします。
ぜひ!ご覧くださいませ^^